公務員時代に遭遇した「変な上司」図鑑~その3~vol.52

上司の画像 公務員の仕事
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こんにちは、ttyです。

栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました元公務員です。

現在は、公務員を辞めて独立起業しております。

(⇒ttyのプロフィールを見る)

どこの業界にも「変人」と呼ばれる人がいるかと思います。

(いい意味でも悪い意味でも・・・)

13年間の上司たちを思い出しながら書いてみたいと思います。

公務員時代に私が実際に遭遇した「変な上司」について、シリーズ第三弾をお届けしたいと思います。

公務員時代に遭遇した「変な上司」図鑑~その3~

変わった上司③独自の道を行く一匹狼

「アウトローと自己中がウリです」係長さん

酒グセの悪い上司のイラスト

(基本データ)

  • わが道をゆく
  • 公務員の組織内ではどちらかといえば評判が悪い
  • 自己中な反面、部下の自主性やプライベートも意外に重視してくれる

(対処方)

  • 自分の仕事に「俺の仕事だ!」的な気概をアピール
  • 自分のことは自分でやりますアピール

(相性が悪い人など)

  • 上司にも我慢を求める人
  • 人間関係の「和」を大事にする人

(相性がいい人)

  • 自分の判断で仕事をバリバリ進めたい人
  • 自分の考えがはっきりしてる人

独自の考えを貫く、いわゆる「クセが強い」タイプです。

組織や上司の求めていることを忖度(そんたく)することは、あまりなく、媚びていない反面、言うコトも聞かないことも多く、「問題児」的な扱いをされることも多々あります。

私が本庁に勤務していたときに、出先機関にいたこの方とのやり取りは、正直言うと非常にストレスでした。(いうコト聞いてくれないので・・・・)

しかし、何の因果か、その後、私が出先機関に異動したときに、直属の上司になりました。

本庁時代のこの方とののやり取りでは、いろいろトラブルもありましたが、何があっても礼儀をもって接しておいて本当によかったと思いました・・・・。

自分の考えはゆずりませんが、こだわっているポイント意外は、かなり任せてくれるので、自分の考えをしっかりもって仕事を進めたい人には相性がいいと思います。

不満を言う人も多かったのですが、実は、私は相性がよかったです。

ちょっと自己中で、自分のプライベートも重視するので、その分、部下のプライベートなどにも寛容で、休暇などの相談はしやすいようにも感じました。

休暇申請のイラスト画像

自分もあまり我慢していないから、他の人が我慢しないことにも気にならないのではないかと思います。

これは結構大切なポイントで、仕事のできるできないとか人格には関係なく「我慢している人」は他人にも「我慢を強要する」傾向があります。

まとめ

仕事をさぼる人の画像

いわゆる「わが道を行く」タイプは、公務員で構成されている組織では、どちらかといえば悪い意味で「変わった人」と言われることが多いです。

何故でしょう?

これは、現在、「公務員」で構成されている組織内では、同調圧力が強く

「ときどき大ヒットを飛ばす個性」よりも「何でも無難にこなす従順な人」が評価される傾向があることが原因の一つです。

民間企業などの新サービスや商品開発など、尖った独自の企画が求められるセクションとは、対極の価値観にあると言えます。

しかし、ここであえて「現在の公務員の組織では」と書かせていただいたのは、

今後、様々な「人間でなくともできる仕事」は、AIなどに代替されていくことが予想されますので、現在の価値観が不変であるとは限らないためです。

「何でも無難にこなす従順な人」は、最も機械に代替されやすいとも考えられます。

未来を正確に予測することは難しいですが、公務員の仕事に限らず「変わっていくだろうこと」に様々な予測をもちながら、状況を捉えていくことは、大切なことだと思います。

これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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