こんにちは、ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。
詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。
FAQページを開設しました。
※随時更新いたします。
労働人口の変動により、転換期を迎えている年金制度。
(本当は、数10年前から制度の欠陥はわかっていたことですが・・・)
今回は、
「公務員の年金って有利って本当?」
「民間との違いは?」
などなど
「公務員の年金事情」について書いてみました。
公務員の「年金事情」~公務員は年金は有利なの??民間との違いは?~
公務員の年金は民間と同じ「厚生年金制度」へ統合されている
現在、公務員の年金制度は民間企業と全く同じ「厚生年金制度」で運用されています。
以前は、「共済組合」という、公務員の共済団体の独自の制度として運用されていましたが、
平成27年10月より、共済組合は厚生年金へと統合されました。
共済組合は、厚生年金と比較して、支給要件が緩く、保険料率も低かったので、厚生年金より有利な制度と言われており、公務員のアドバンテージの1つとして考えられていました。
しかし、年金制度が全体的に運用が厳しくなっていく中で、共済組合と厚生年金を統合して、財政基盤を強化し、年金制度の信頼性を高めていく必要があったため、統合されることとなったようです。
年配の方などで、
「公務員は年金が有利なんだろ~。」とか
今でも誤解されている方も多いですが、完全に誤解です。
現在は、年金制度に関してい言えば、公務員と民間企業は全く同じです。
まとめ
公的年金をはじめ、その時の権力者の都合で、現在の制度が簡単に変わってしまうのを目の当たりにしてきました。
これから、世の中に、どのような変化が起こるのか正確に予測することは困難であるものの、
生活の糧を他者や制度に過度に依存しすぎない、バランス感覚が大切ではないかと思います。
これから、学校を卒業し公務員試験を受ける方、公務員への転職をお考えの方の少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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