こんにちは、ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。
詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。
FAQページを開設しました。
※随時更新いたします。
「公務員あるある」第2弾です。
現役公務員の方は、思わず「あるある!」と言ってしまうかもしれません。
「公務員あるある。」なこと2~地方公務員の日常編~
公務員 あるある1 上司の決裁待ちが長い
「やっと書類できた~。」
ここで、仕事が終わりではありません・・・。
上司の決裁をもらわなければ、何もすることができません。
特に、出先機関の所長までもらう決裁、本庁の部長までもらう決裁
など、上の方になればなるほど、時間がかかります。
上位の人は忙しいので、なかなか見てもらえないこともしばしば。
仕事のスケジュールも、この決裁時間を考慮しなければなりません。
タイミングを伺って、決裁だけで半日くらいかかることもあります。
「公務員は、スピード感がない」と揶揄されることもありますが、
こういった事情で、精一杯やっても、このスピードになります・・・・。
公務員 あるある2 出張から帰ってくると書類の山
出張などから帰ってくると、デスクには、回覧文書が山になっています。
そのほか、電話がかかってきたメモや付箋がパソコンに張られています。
文書をみたり、電話に折り返しの連絡をいれたり。
一日出張して、「今日はお疲れ様~。」と帰れません。
本庁にいたときは、さらに大量で、出張後は、マジで机をみたくなかったです。
公務員あるある3 締め切りがめっちゃ短いけど・・・
特に、本庁では、「すぐにやってくれ」が何と多いことか。
国からの照会依頼、県の違う部署からの紹介など、様々な依頼がきます。
朝連絡きて、今日中とか、午前中までとか、普通にあります。
これらの依頼は、多くの人を経由してやってくることが多いため、その過程で、時間が消費され、結果的に締め切りギリギリに知るということも原因の一つです。
誰かが、長期間あっためていたのかもしれません。
それらが重なったり、加えて
「副知事が説明を聞きたいらしいので、11時に来てくれ。(現在10時30分・・・)」
「クレーマーが来てるんだけど。頼める?」
とか入ってくると、もうパニックです。
分身しなくては無理ですけど・・・・。
頼む!だれか手伝って・・・・。
(参考記事)
公務員あるある4 国からの文書データファイルが一太郎のため読めない
現在、文書作成ソフトはマイクロソフトの「Word 」が主流だと思います。
行政も例外ではなく、ほとんどがWordです。
しかし、農林水産省系の部局では、ジャストシステムの「一太郎」を未だに使っているので、普通にメールで一太郎のデータを添付して送ってくるので、ワードで開くと、文書はなんとか大丈夫ですが、表などが壊れてしまうことが多いです。
このため、一太郎ビューワという閲覧用ソフトで対処していました。
国の機関でもWordも導入はされているらしく、比較的若い人はWordで送ってくれます。
少し前ニュースになったことがありましたが、一太郎を使っているのは、現在は農林水産省だけみたいですね。
文書ソフトの経費も削減できるので、見直してもいいのではないかと思います。
ちょっとずつ「公務員あるある」を発信していければと思います。
これから、学校を卒業し公務員試験を受ける方、公務員への転職をお考えの方の少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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