こんにちは、ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。
詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。
FAQページを開設しました。
※随時更新してます!
公務員をやっていた頃、
「公務員をやっています。」と言うと、場面により、人により、自分の年齢や人生のステージなどににより様々な反応がありました。
今回は、 「公務員をやっています。」にたいする人々の反応について書いてみました。
「公務員やってます。」に対する他人の反応~評価などをいろいろ回想してみた~
学生(就活中~卒業まで)
就活においては、未だに根強い人気を誇る公務員。
もしかしたら「勝ち組」といわれることも多いのかもしれません。
「おれ公務員試験受かっだんだ~」というドヤ顔の人も多く見受けられます。
たしかに、一緒に就活をしている友人に話しても、
「すごいね~」と言われることが多かったような気がします。
私は、正直なところ、卒業研究の方が終わるのか心配だったのと、
これから社会人になる不安の方がちょっと大きかったりしたため、あまり喜びの余韻に浸った記憶がありません・・・・。
もっと楽しんでおけばよかったかなあ・・・
しかし、今思えば、学校への進学と同じノリで就活を始めて、その優劣を競うような状況自体がちょっとおかしいのかもしれません。
正直、まだこのころは、責任のある「仕事」したことがないし、自分の人生や仕事に対する考え方がほとんど定まっていなかったように思えます。
社会人20代くらい
社会人になって、数年たつと、仕事に慣れてきます。
日常的には、公務員以外のほかの業種の人と交流が少なかったのですが、
この頃になると、友人の結婚式などもちらほらあります。
「県の職員(公務員)やってます。」
というと、反応は大きく2つに分かれます。
デザインや音楽関係や起業など、少しクリエイティブで自立的な職業の人たちからは、「おもしろくなさそう。堅苦しそう・・・」と思われることが多く、
民間でも比較的保守的な業界のサラリーマンをやっている人たちからは「しっかりしたマジメそう・・・」という印象になるようです。
どうしても、職業と個人の性格などが結びついて、捉えられて、しかも意外と長期にわたり継続するようなので
「その職業になる前の私」知っている友人などのつながりは、結構貴重なのかもしれないと思いました。
社会人30代前半くらい
家庭をもつ人も増えてきます。
「家族のために働く」という意識をもつ人も増えてくる時期です。
家庭をもっている人からみた場合
「公務員は将来的にも安定しているし、残業も少なそう」
「家族もちには適する職業」
という印象をもたれることは多いです。
実際のところはそうでもない面も多いのですが、
結婚して、家庭があり、公務員という印象は、地に足がついてイメージがあるようです。
一方、誤解やひがみなども受けやすく、
町内の役員などをやったときは、最初はちょっと特別視されているようで、苦労しました。
だんだんと人柄がわかってきたり、誤解もとけて、そんなこともなくなりますので、ある程度時間が解決してくれると思いました。
30代後半くらい(公務員辞めて起業したあと)
これはおまけエピソードですが、
公務員を辞めたことで、ちょっとした変化がありました。
以前より、経営者や民間でもクリエイティブな仕事の人との交友関係が増えました。
「類は友を呼ぶ」ではありませんが
どうしても、同じような種類の人たちの中にいる方が居心地がいいのかもしれません。
前から知っている人からも「もっと固い人だと思っていた。」と言われることもあります。
自分からもそういうオーラが出ていたのかもしれませんが、イメージというのはなかなか根強いものだと感じました。
どちらがいいという訳ではなく、
自然とそうなるということがわかりました。
まとめ
「他人の目」はどうしても気になます。
他人に評価されたくなっていまいます。
私もそういうことはすごくたくさんあります。
場面によって、人によっても異なりますが、
公務員は「他人の目」からみて、現在は比較的高評価を受けることが多い職業です。
そのため、他人の評価で安心してしまい、自分にとってどうであるかは、考えずに済んでしまう危険性もあります。
しかし、あくまで他人は、その職業をやったことはなく、イメージで評価しているだけであり、それ以上でもなくそれ以下でもありません。
ぶっちゃけ、テキトーに言っているだけです。
時代の変化などで、他人の評価などは簡単に変わっていまいます。
まして、これから公務員をとりまく情勢はどんどん変化していくと思われます。
(参考記事)
「自分の目」でみて、「自分にとってはどういう意味をもつのか」を判断することが大切ではないでしょうか。
これから、学校を卒業し公務員試験を受ける方、公務員への転職をお考えの方の少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※にほんブログ村のブログランキングに参加しています。もし、よろしければ、バナーをクリックして頂けると、ランキングに反映され、励みになります☆m(_ _)m
※できる範囲ですが、試験対策や仕事内容、働き方などの無料相談も受け付けております。
コメント