こんにちは、元公務員ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました。
いまは、ほかにやりたいことがあり、民間企業を経て独立起業しております。
今回は、 私が学生のときの知り合い(同学年の人)で、妙に「公務員試験」だけに詳しい人がいたことを想い出し、書いてみました。
「公務員試験情報だけ」妙に詳しかったノウハウコレクター君の謎(実話)
妙に試験に対する知識だけは豊富な人
学生のときの知り合いで、公務員試験情報に妙に詳しく、公務員を目指している人がいました。
ちょっとした挨拶する程度の知り合いで、それほど仲良がいいわけではなかったのですが、私も公務員試験に興味をもっていたので、会った時に共通の話題となることがありました。
その人はことあるごとに、「公務員は大きい仕事ができるから!」と言っていました。
うろ覚えですが「地方公務員(県庁)」を狙うといっていたような気がします。
そして、試験に関する情報を豊富に持ち合わせており、ことあるごとに「そんなことも知らないの?」的にいつも自慢げに語っていました(今思えばですが)。
私は、公務員試験を受けようと思ったのも、勉強を開始したのも、人一倍遅かったので、そういった言動を悔しがるほど、そもそも公務員試験の情報も持っていなかったし(むしろ助かったかも?)、正直、勉強もあまりしていなかったし、本当に受かるのかもよくわからなかったので、そんなもんなのか・・・くらいに感じていました。
あれ?受かってないの?
そんな人物なので、当然、何らかの試験には受かっているのだと思っていましたが・・・
私の知る限りでは、卒業式近くで、最後に話したときには、国家にも地方にも合格できずに、これから「検察官を受ける。」みたいな話をしていたと記憶しています・・・
これから試験があるのか、浪人するという意味なのか、それ以上はききませんでしたが、なんとなく覚えているのが
私が栃木県庁に合格していたことを知って、「県とかは残業が多くて大変らしいよ。」という、ネガティブな情報提供をして、去っていったような・・・・それ以来、その人物にはあうことはありませんでした。
その時は、「???」でしたが、
今思えば、「そんなことも知らないの~」と下に見ていた人たちが、合格して、その時は、ちょっとした嫌がらせ発言が精一杯だったのかもしれないです。
いや、正確に言えば、自分に元々自信がないから、強がっていたのかな・・・
情報収集は大切ですが、
試験情報にだけ詳しくても、実際に合格する力をつけているかは、別問題なので、くれぐれも、実践の伴わないノウハウコレクターに陥らないように注意しましょう・・・
という教訓でした。
これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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