こんにちは、元地方公務員ttyです。
今回は、地方公務員(県職員)の初任給などについて書きたいと思います。
総務省が実施している「平成29年4月1日地方公務員給与実態調査結果」によると、全都道府県の初任給平均は
¥183,554円だそうです。
参考URL
ちなみに、私はが10数年前に、某栃木県庁に入ったたときは、178,000円くらいだったように記憶しています。
今のデータをみると6千円くらいあがってますね。
でも東京都が平均程度で、地方より低いのは何でなんでしょう?
私が就職したころは、東京などの物価の高い都道府県は、初任給も高く、20万円を超えていたように思えるのですが・・・
東京都庁厳しいですね・・・
ここから、社会保険料や年金などが引かれますので、手取りが14万くらいになってしまいます。
やばい!生活苦しい!と思ったのですが・・・
実は、これ以外にも「手当」というものが支給されるため、実際の手取りは
(手取り)=(給与)+(手当)ー(社会保険料)
といった金額になります。
新人のときは、まだ手続きが済んでいなかったので、手当が支給されていない状態でした(翌月に2カ月分支給)
手当には、
- 超過勤務手当(残業代)
- 扶養手当
- 住居手当
などがあります。
入庁したばかりのころは、それ以外に「日当」とういう謎の手当が支給されていました。
出張するとこの「日当」が支給され、役職によって支給額はかわりますが、入ったばっかりの私ですら2,000円/日も支給されました。
給料をもらっているのに何故、日当がダブルでもらえるのか未だによくわかりません。
さすがに、そこは世の流れ、私が就職した年の5月にはこの制度は撤廃され、私が実際にもらったのは2カ月ほどでした・・・・。
私は林業関係の仕事をしており、現場に出ることが多い仕事だったので、月に5~10日ほど出張することもあります。
これだけで月に1~2万円になる。一年で10~20万、10年で100~200万・・・ちょうど車を買い替える周期だし、購入費用にあててはどうかなあ・・・
なんて思っていましたが、あっさりと無くなりました。
自分たちでもおかしいなと思うものはやっぱりおかしいんですね・・・うん。
独身のうちは住居手当が一番大きく、算出式がありますが、だいたい家賃の半分ほどが支給されます(上限あり)
家賃5万円なら、2万5千円くらいです。
超過勤務手当(残業代)などもろもろ、あわせて20万円弱の手取りだったと記憶しています。
生活はできますが、若いうちは、なかなか貯金が増えないなあ・・・という印象でした。
民間企業に就職した友人たちと比較しても、どちらかと言えば低い方でした。
給与体系としては、最初はなんとか生活できる程度で、ゆっくりと上昇。
子どもが生まれたり、家族にお金が必要になってくる頃に、やや急に上がってくるといった感じです。
結婚して子供が生まれたりする頃、30~35歳くらいになると、急に給与が上がる時期があるのですが、
それはまた、別記事にて触れたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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