公務員の「やりがい」と民間との違いの「誤解」とは? vol 114

将来設計をする人の画像 公務員の仕事
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こんにちは、ttyです。

栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。

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公務員をやっている方、目指している方、転職を考えている方。

「公務員=利益を上げなくてもいい、ノルマがない、だけど仕事つまならい。」とか

「民間企業=企業の利益重視」

「利益をあげなくてもいい行政の仕事=純粋に社会に奉仕する仕事」

というイメージをお持ちではありませんか?

公務員の仕事は「決まったことばかりでつまらない」って聞いたんだけど、本当?

tty
tty

民間でできない仕事の担い手として、やりがいを感じたこともあるよ。

民間の仕事みたいに利益優先じゃなくて、人の役に立ちたいから、公務員になりたい。

tty
tty

行政も民間企業も仕事の本質は「人の役に立つこと」だと思うよ。

学生の方の相談などで、こういったやり取りがあることがわりと多いです。

公務員の仕事=つまらない という誤解

民間の仕事=企業利益重視だよね?だから、利益の関係ない公務で人の役に立ちたい。

という発想があるように思えます。

公務員や民間企業といっても様々な仕事がありますが、こういった思考パターンになりやすい理由も含めて、解説したいと思います。

公務員の仕事のやりがい

公務員は「決まったことをするだけ仕事」か?

やるきのある公務員の画像

よく、公務員は「決まったことだけをする仕事」と言われることがあります。

「決まったことだけ」とは、ここでは、事務手続きなどのルーチンワークをさすのではないかと思います。

実際にやったことのない人は、毎日同じような事務処理を、機械のように行っているイメージをお持ちなのかもしれません。

これは、日常的に接する公務員の仕事が、窓口などの手続きぐらいという方が多いことが原因の一つではないかと思います(窓口業務の方はほとんど、非常勤か業務委託の方ですが・・・・)

たしかに本当にそれだけが仕事であれば、「つまらない」仕事かもしれません。

しかし実際にはそうではありません。

ルーチンワークが多いのは事実ですが、それは仕事の中のごく一部分であり、様々な手段で、問題を解決したり、事業を企画したり、新しいルール作りをしていくのが、行政の本質です。

「決まっている」のは、法令やルール的なものであり、それらを駆使しながら、現実の問題に対処していくのが行政マンの仕事です。

ルーチンワークだけで完結する仕事は、現在はほとんどの行政機関では、アウトソーシングしているか、非正規雇用の人を当てています。

公務員の仕事で「やりがい」を感じるときは?

正直なところ、公務員の仕事で、直接、住民の方などから感謝をされた経験はあまり多くありません。

基本的に「お礼を言われるのが少ない仕事」です。

それは、税金という、サービスを受ける側に裁量のないお金の取り方をしていることが原因ではないかと思います。

自分で納得したサービスに自分が払ってもいい金額を払っているわけではないので、「払っているんだから、しっかりやるのは当然。」というのも、自然な気がします。

しかし、災害の復旧工事などの仕事をしていると、住民の方に直接感謝されることもあります。

こういった、インフラの復旧などの公共事業系の仕事は、民間企業ではできない仕事であり、直接、生命財産にもかかわることです。

こういったときには、行政の「やりがい」を感じます。

公務員は社会へ奉仕し民間は利益重視?

民間はサービスを売ることで「豊かさ」を提供している

プリンを持っている人の画像

公務員をやめて、しばらく民間企業で働いたり、自身で起業したときに感じたのは、ビジネスはサービスを売ることは豊かさを提供しているということです。

例えば、1000円のランチを提供するときは、お客さんはランチに1000円以上の価値を感じているから、1000円を払って、1000円以上の豊かさを得ることができます。

お店側は、自分の得意なことで提供したサービスで1000円の売り上げを得ることができます。

豊かさをお金に換算した場合、両方に1000円(又はそれ以上)であり、サービスを売買することで世の中には2000円以上の価値となっていることがわかります。

日本の文化なのか・・・・「お金」や「お金儲け」に対するイメージが悪い場合が多いことも大きく影響しており、サービスの本質が見落とされがちです。

お金という媒体と利益を上げるスキルという「手段」が目的になってしまうと、「民間企業=利益の追求をする仕事」という思考に陥りがちです。

一方、お店側も利益がないと、サービスを継続することができないので、分野によっては、民間企業ではできない仕事が存在します。

その部分を行政機関が税収で行っています。

したがって、民間や行政に限らずあらゆる仕事は、基本的に社会に役立つことをしていることになります。

民間でも、行政機関でも、あらゆる仕事は基本的に「社会に役立つ仕事」であると言えます。

世の中に役に立つこと=「自分の才能を活かす仕事をすること」

車を清掃している人の画像

以上のことから、行政機関でないと「社会に役立つ仕事」ができないわけではありません。

民間でも行政でも同じことです。

方法が異なるだけです。

社会の役に立ちたいのだけど・・・・どうやって選んだらいいのだろうか、という疑問が出てきますが、

「自分の才能を活かすこと」だと私は考えています。

自分のやりたいこと=才能を十分に活かす仕事が、最終的にほかの人や世の中の役に立つことになっていきます。

自分がもっともエネルギーのでるやり方で、無理のない環境で、仕事や活動に取り組んでいくことが、最終的には最も大きな社会貢献ではないでしょうか。

まとめ

公務員を目指す方の動機の中に、「世の中の役に立ちたい。」という内容が多く見受けられることから、この記事を書いてみたいと思いました。

志は本当に素晴らしいことだと思います。

しかし、どんな仕事をしていても「世の中の役に立つ」ことは可能です。

どのような環境や仕事のやり方で自分の才能を発揮しやすいのか、それによって様々な選択肢があります。

あせらずに、自分をよく知ることも大切だと思います。

これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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