こんにちは、ttyです。
栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。
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ある程度の期間、働いていると「職場の人の身内に不幸があった」という場面に遭遇することも増えてきます。
公務員の場合、少し変わったローカルルールもあります。
今回は、「公務員の葬儀事情」について書いてみたいと思います。
お通夜や葬儀に出席することはほとんどない
葬儀がある場合、最も多い例が
「職員の親または義理の親に不幸があった」というケースです。
ひと昔前は、葬儀の手伝いなどをすることも多かったようですが、
今はほとんど、親族とセレモニーセンターなどの業者で段取りをするので、職場の人が葬儀などを手伝いに行くことは、無いといっていいと思います。
また、個人的にかなり親しい間柄でなければ、葬儀自体に出席することも稀です。
直属の所属長などの身内に不幸があった場合でも、総務関係の管理職だけが出席する場合がほろんどです。
香典はどうやって渡す?相場は?
香典を渡す方法
県庁の場合、県内各地に職場があります。
どうやって香典を渡すのでしょうか?
職員の身内に不幸があった場合は
イントラネットなどの共有システムの掲示板に掲載されるほか、所属あてのメールも配信されます。
これをみて、総務関係の管理職が、その職場のご祝儀をとりまとめ、一括して振り込みという形で、不幸があった職員の所属に渡されます。
これをとりまとめ、不幸があった職員の職場から本人に渡ります。
職員数が多く、葬儀などの事象も多いので、何とも合理的なシステムです。
香典の相場はいくらくらいか
相場は、特別に親しい間柄でない限りは「1,000円」です。
世間一般的には、5,000円くらいだと思われますので、「安い!」と思われる方も多いかもしれませんが、
仕事で関わる人の数が多いため、必然的に葬儀の件数も多く、このような額になったのかもしれません。
香典返しはどうやって渡される?
香典返しは本人が渡すことが多い
では、香典返しはどうやって渡されるのでしょうか?
これは、香典を渡す時とは異なり、
本人が実際にその職場を訪れて、渡すことが多いです。
もちろん、アポイントをとってくるわけではないので不在の場合も多いですが、
その場合はデスクに置いていってくれます。
香典返しは最近はギフトカードが多い
香典返しは、どのようなものでしょうか?
以前は、「お茶」などが主流であり、だんだんと、机の中がお茶ばっかり溜まっていった記憶があります。
しかし、近年はほとんど、「クオカード」や「図書カード」などのギフトカードが多くなりました。
なお、金額は、香典の半額の500円です。
まとめ
その職場にいれば「当たり前」ですが・・・・
こういった細かい事情は意外としられていないことも多いと思います。
若いうちはわけがわからずとまどった記憶があります。
これから公務員を目指す方、転職などを検討されている方の、少しでも参考になればうれしいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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