こんにちは、ttyです。
栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。
詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。
FAQページを開設しました。
※随時更新してます!
今回は、現役公務員の方むけに「公務員を辞めたい。」と思ったあなたへ
というタイトルで私の経験も踏まえ、お届けします。
人気の職業だろうが辞めたいもんは辞めたい
公務員は、現在では比較的人気のある職業です。
そのため、「辞めたい。」「辞めた。」とか聞くととても驚かれることが多いです。
親も反対する人も多いと思います。
でも、とりあえず・・・・
働くのはあなたです。
あなたの判断基準がすべてです。
家族に反対されるかもしれません。
(私の場合はされませんでしたが・・・)
でも、やっぱり働くのはあなたです。
家族ではありません。
よく、「よく嫁さん許したね~!うちは無理。」とかいう人は、そもそも辞める気が無いから、相談した経験すらない人が多いです。
人気の職業だろうが、何だろうが「私が」感じることが全てではないでしょうか?
理由は何だって構わない
「大儀名分」は要らない
私もそうでしたが、多くの人が
「夢を実現するため」とか「キャリアアップのため」とか、たいそうな理由が無ければ、辞めてはいけないような気がしてしまいます。
まして、周囲の人が「もったいな~い。」というからなおさらです・・
私自身は「自分のやりたいことを実現したい。」という思いがあったものの、
「公務員の仕事の本質があっていない。」というのも辞めた大きな理由です。
実際に働いている「私」が「イヤだからやめる」でいいのではないでしょうか?
周りで騒いでいるのは、大半が公務員やったことない人です。
(参考記事)
「やりたいこと」と「やりたくないこと」は表裏一体
「やりたいことがあって」とか「ステップアップするために」と言えばかっこいいです。言い方で、いくらでもかっこつけることはできます。
しかし、ひらたく言えば、理由はどうあれ、シンプルに行ってしまえば
「この仕事をこれからもずっとは続けたくない。」わけです。
職業自体を批判している訳ではなく、個人的に目的に合ってるかどうかの問題です。
「やりたいこと」と「やりたくないこと」は、表裏一体であり、やりたくないことがはっきりしないと、「やりたいこと」の輪郭もぼんやりしてしまい、行動に移すことができません。
いわゆる「もやもやした状態です。」
本庁に勤務していたときに、上司や議員の振り回されたり、様々な人と人との調整に疲れ果てていたときに、この仕事のこの部分は「やりたくない。」ということが初めてはっきりした時でした。
それまでも、程度の低い似たようなことがあってモヤモヤしていても、ごまかせる程度であったのが、極端な環境に置かれたことで、輪郭がハッキリしたのではないかと思います。
(参考記事)
そこで初めて、「本当にやりたいことは何だろう?」と本気で考えて、
何とか自分なりの答えにたどり着いて、次の具体的な行動に移すことができたのです。
実本庁に4年勤務したあと、出先機関に異動になり、辞める直前の1年間は、出先機関での勤務でした。
仕事量は多いものの、精神的にはプレッシャーの少ない、本庁と比べれば気楽な1年間でした。
しかし、私にはこの仕事を続ける理由がもう無くなっており、その1年の間で民間企業の転職先を決め、そこで働いてノウハウを学んでから独立起業しました。
まとめ
13年間、公務員の仕事をやっていたことが、結局よかったのかどうか、正直なところ、まだわかりません。
しかし、ITや事務処理スキル、森林・植物・土木施工関係の知識や技術、法律の知識、行政機関との調整と自分のビジネスにも具体的に役立つことはたくさんありました。
このブログで、公務員の経験談などをお伝えすることも、実際にやっていたからできるわけです。
また、起業の資金も溜めることもでました。
少なくとも、公務員として働いていたことは「今の私」をつくってきてくれて、今の場所にたどり着くための、大切な一つ要素だったのではないか思っています。
人も人生も世の中も常に変化しています。
最初はよかったけど今の自分にはだんだん合わなくなってきた。
そういうことだってあります。
変化はあってあたりまえ、だから心がわりがあって当たり前、というか本来の自分に戻っているだけかもしれない。
「辞めたい」と思ったことは、そんなヒントを投げ変えているかもしれません。
葛藤はあっても、必ず「自分がいるべき場所」へたどり着けるはずです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
(ttyおすすめ書籍コーナー)
「毎日を好きなことだけで埋めていく」(本田晃一、祥伝社)
実業家、セミナー講師の本田晃一さんの著書です。
ビジネススキルだけではなく、ビジネスを通じ人生を自由に豊かに生きるという姿勢に共感し、本田晃一さんの著書はほとんど読んでいます。
「どうして、誰かに強制されたわけじゃないのに、楽しくないことに毎日の時間を使っているんだろう」という疑問がすっきりと整理されています。人生を好きなことだらけにしていく極意がつまっているおすすめの本です。
※にほんブログ村のブログランキングに参加しています。もし、よろしければ、バナーをクリックして頂けると、ランキングに反映され、励みになります☆m(_ _)m
※できる範囲ですが、試験対策や仕事内容、働き方などの無料相談も受け付けております。
コメント