こんにちは、元公務員ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました。
他にやりたいことがあり県庁を退職し、民間企業への転職を経て、現在は独立起業しております。
どこの業界にも「変わった人」っていると思います。
13年間の上司たちを思い出しながら書いてみたいと思います。
今回も、 公務員時代に遭遇した「変な上司」について、シリーズ第二弾をお届けしたいと思います。
公務員時代に遭遇した「変な上司」図鑑~その2~
変わった上司②管理しない管理職型
「必殺丸投げ」係長さん など
(基本データ)
- 部下がやっている仕事は全く把握していないし興味もない。
- 関心があるのは、常に「What’s it for me?(私にとってどういう意味をもつか=自分に直接マズイことが降りかかるかどうか」
(対処方)
- 「あなたにとって、どんなマズイことがあるか」を強調して伝える。
(相性が悪い人など)
- 上司に理想を求める人
- ほっといても仕事が終わらない人
- 忙しい部署では状況を悪化させる
(相性がいい人)
- 自分の判断で勝手に仕事したい人
実は、県庁内には意外と多いタイプでした。
部下の仕事はよくわかりません。
どうやってハンコを押すか判断しているのでしょう?
仕事が降ってきても、できそうな人に丸投げして、「ふ~終わった~。」というのが自分の仕事だと思っている。
但し、仕事量があまりに多かったり、業務分担に偏りが多い、マネージメント能力のなさからくる、弊害もあるので、どの程度、忙しい部署にいるかによっても、意味がかわってくるかもしれません。
以前、家庭の事情などで、仕事の調整をお願いしたい時にも、全く便りになりません。
第二子が生まれたときに、相談したら、第一声が
(上司)「応援します。仕事に支障が出ない範囲でね。」
(私)「??・・・・・(いや、支障が出るから相談してるんだけどね。)」
ということがありました。
悪気が全くないところもまた恐ろしい。
まさに年功序列の弊害、チームの仕事をマネージメントするスキルも学習する機会もなく、役職についてしまった人はたくさんいるのではないでしょうか。
まとめ
今思うと、程度の差こそあれ、仕事をマネージメントできないマネージャーが横行していたなあ・・・と思います。
それでも、回っちゃうんですね、仕事!
部下マジ優秀!
部下の仕事のマネージメントも、いきすぎると、全く部下を信用しない「支配型」になってしまうかもしれませんし、部下を信用して任せることで、成長することもあります。
(参考記事)
しかし、意図的に行う高度な「見守り」と「不作為」は、似て非なるものです。
ぜひとも、佐々木常夫氏の「部下を定時に帰す仕事術」(WAVE出版)を購読願う次第です。
「部下を定時に帰す仕事術」
精神疾患の妻と、自閉症のお子さんを抱えながら、東レで取締役までなった佐々木常雄さんの名著です。「上司のリーダーシップ」はもちろんのこと、「ワークライフバランス」を語る上では欠かせない存在だと思います。
7年程前にセミナーに参加して、ハードカバー版のサイン入りの書籍を購入しました。
とくに、この本は、仕事術中心に書かれており、いわゆる「ホワイトカラー」系の職種の人には、大変参考になります。
全国の上司にも読んでほしい・・・・。
- 作者: 佐々木常夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※にほんブログ村のブログランキングに参加しています。もし、よろしければ、バナーをクリックして頂けると、ランキングに反映され、励みになります☆m(_ _)m
(おすすめ書籍)
国の委員なども務める、株式会社ワークライフバランスの代表取締役社長、小室淑恵氏の著書です。
「ワークライフバランス」「働き方改革」の第一人者ではないでしょうか。
県庁に在籍当初から、「ワークライフバランス」に大変関心があり、当時必死に勉強していました。セミナーなどにも参加し、小室氏の書籍も全部読んでいました。
それから10数年して、社会的にも声高に「働き方改革」が公然と叫ばれるようになりました。当時「絶対に社会が、そういう方向に動き出す」と確信していたものの、本当になって実はちょっと驚いています。
小室淑恵のチームを動かす!リーダー術 メンバーが「自分ごと」で動き出す12のコミュニケーション
- 作者: 小室淑恵
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2012/10/09
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
コメント