公務員時代の人脈はその後の人生でも活かされるか?という話 vol93

人脈のイラスト 公務員の生活
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こんにちは、ttyです。

栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。

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公務員の仕事は、かなり「多くの人に関わる仕事」です。

県庁で言えば、一般県民、市町村職員、国の職員、県庁内のほかの部局の担当者、民間企業など、担当業務にもよりますが、かなり多岐にわたります。

仕事を介して関わっている、これらの膨大な人脈は、肩書がなくなった場合でも活きるのでしょうか?

公務員を辞めて、起業した経験も踏まえて書いてみたいと思います。

自然に増えていく人脈

公務員の仕事をしていると、特に意識をしていなくとも、かなり人脈が広がっていきます。

組織の内部調整がメインの仕事もありますが、内外問わず多くの人にかかわる仕事といっていいと思います。

例えば、公共工事などを担当した場合、

工事に関係する土地の地権者、河川管理者、用水路管理者、漁協、自治区の区長などが関係してきます。

また、それらの調整には、市町村職員に協力してもらい進めることも多いため、市町村との連携も必要になってきます。

国からの補助金を利用する場合などは、国の担当者との調整も必要となります。

また、県庁の他の部局や出先機関や本庁とのやりとりなどの内部調整も必要になります。

工事を受注した民間の建設業者や設計コンサルと協力して工事も進めることになります。

普通に仕事をしているだけで、どんどんと知り合いが増えていきます。

人脈の質は人それぞれ

公務員の仕事で関わる人の数は多いものの、関わった人たちとどういう関係を築くかは人によって違いがでます。

仕事で関わった人との関係はほとんどが、行政との「利害関係」を有した関係です。

  • 補助金の交付する側とされる側
  • 工事の受注者と発注者(監督される側とする側)
  • 用地関係の利害関係者(承諾をする側ともらう側)

利害関係がなくなってしまえば、成立しない関係でもあります。

利害関係以外のプラスアルファが作れるか、その後に活かせるかは、その人次第であると言えます。

私自身はと言えば・・・・「平等でなくてはならない」といった意識が強すたため、必要以上に踏み込まない関係性が多くなってしまっていたように思えます。

また、用地関係での関係者などは、よけいなことを言ってクレームなどにつながりたくないといった部分もあり、必要最低限での関わり方をしていたことの方が多かった気がします。

どちらかと言えば、丁寧には接してきたものの、少しだけ距離のある、いわゆる「心をひらいた」感じではありませんでした。

公務員時代の人脈はその後は活きたか?

では、公務員時代の人脈が全く活きていないかと言えば、そんなこともありませんでした。

公務員を辞めて、起業してからも、

土地を借りる際やその他さまざまな調整が必要なときに、公務員辞めてからも、公務員時代の人脈が活きてきました。

すでに利害関係がなくなっていても、協力して頂ける方も多く、大変感謝しています。

どんな関係性であっても、礼儀をもって誠実に人と接してきた結果(?)だと自画自賛しています(笑)。

まとめ

民間企業で働いていても、同じことが言えるかもしれませんが、

退職や世論の変化で、いずれは、肩書や立場というものは、なくなったり、変化します。

利害関係などがない状態でも、関わった様々人たちとの関係性がどうなるかは、その人次第であるといえます。

私の場合は、誠実に接してきたことは、その後の人間関係においても、活きてきました。

しかし、今思えば、もう少しだけでも在職中から「心を開いた」状態で接してくれば、さらによかったのかと考えています。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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