公務員の出張事情~全国出張はあるのか?~元公務員がこっそり教える公務員のリアルvol.34~

出張する公務員の画像 公務員の仕事
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こんにちは、元公務員ttyです。

栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました。

いまは、ほかにやりたいことがあり、民間企業を経て独立起業しております。

(⇒ttyのプロフィールを見る)

今回は、「出張」をテーマに書いてみました。

公務員の出張事情~全国出張はあるのか?~

本庁にいれば県外出張は多い

都道府県の場合ですが、本庁勤務の場合、県外へ出張は多いです。

特に東京。

東京霞ヶ関にある国の省庁へ行き、国の役人相手に事業執行や予算や許認可などの調整をする機会が多いからです。

それ以外にも、「ブロック会議」などがあり、

関東中部、東北など地域ごとにブロックわけされた会議があります。

ブロック内の都道府県で交代で開催するため、開催される県へ出張することになります。

私が当時担当していた業務のブロックは、仕事の種類により

「関東中部」だったり「関東北陸中部近畿」といった区分だったため、

富山、岐阜、愛知、滋賀、京都など様々な都道府県に行きました。

そのほか、3カ月に1回くらいは、東京に行っていました。

出先機関は管轄地域以外の出張は少ない

それに対し、県の出先機関にいると、管轄地域内の出張はしょっちゅうですが、

県外にいくことは少ないです。

年に位1~2回、技術分野の研究発表会などがある場合に、発表したり、傍聴に行くくらいでしょうか。

全国を対象にした研修で東京に一定期間行く場合はありますが、年に一度あるかないかだと思います。

出張費用などは

あくまで「仕事」としていくので、当然、交通費用・宿泊費用のほか

場合によっては、食卓費という食費のようなものが出ます。

以前は、宿泊費は定額であり、例えば一泊8,000円とか、実費に関わらず支給されたので、若い頃は友人宅に泊めてもらって、宿泊費を浮かしたりしていました・・・

しかし、現在は、ほとんどの県は上限が決まっている実費だと思います。

宿の予約などは自分でして、(数人の場合は代表者が手配)

実費を請求する形です。

交通費は、公共交通機関で最安となるルートなどで支給されます。

新幹線などは、基本的に「自由席」しか出ません。

これは、行き方を縛っているものではないので、自腹で別の行き方をしてもOKです。

昔は、出張旅費という予算が大量にあり、無理矢理、県外出張を企画して、半分旅行のような視察が行われていたという話をきくことがあります。

少なくとも現在は、厳しい予算の中、県外出張の場合は、その目的・必要性を厳しく問われるので、必要最小限しか行くことはできないと思います(当然ですが・・・・)

これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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