こんにちは、ttyです。
栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました元公務員です。
詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。
できる範囲ですが、試験対策や仕事内容、働き方などの無料相談も受け付けております。
FAQページを開設しました。
※随時更新します。
「公務員試験」の勉強って、ちょっと、めんどうですよね。
いや、かなりめんどう。
大学4年生のときの私は、民間の就活や卒業研究など、いろいろ言い訳をしながら、手をつけたのが、試験1か月半前・・・
その時は、なんとか栃木県庁に受かって、
5年後また故郷に戻るため、長野県庁を受けなおすことに
働きながら、勉強を続けるのもしんどい・・・
今日は忙しかったから・・・
明日も大変だから・・・・
家族のことがあるから(そのときはすでに結婚してました)・・・・
言い訳は学生の頃より、たくさんあって、時間も無いしやっぱりしんどい。
不利な条件はたくさんありましたが、 でもそのときも1年くらいの勉強で合格することができました。
私は、特別、頭がいいわけでも、がまん強いわけでもありません。
むしろ、どちらかといえば根性無しです・・・。
振り返ってみると、「勉強方法」と「環境づくり」が大きかったのではないかと思っています。
今回は、私の経験も踏まえて、公務員になりたいのはやまやまだけど・・・勉強が続かない・・
今回は、そんな、あなたにむけて書きました。
公務員試験を勉強する時間や場所「環境」はどう創り出すか という話
公務員試験勉強の環境づくり1「仲間と一緒に勉強しよう」
これは、学生の頃の話ですが、
大学3年生の終わりことになると、就職活動の方針が大きく
「民間の就活をメインにする人」 と「公務員試験をメインにする人」に分かれていました。
私はというと、「中間」でした・・・。
つまり、どちらも踏ん切りがつかずに、中途半端な状況でした。
しかし、ちょうど同じ学部学科の友人の有志で、公務員試験勉強会みたいなのをやっていたので、入れてもらい、一緒に勉強することになりました。
主に「専門試験」がメインで、過去問を入手して、それを分担して調べるというやり方でした。
私が受験した「林業(林学)」という技術職は、過去問の問題集が市販されている職種ではないので、情報公開請求で国家公務員試験の過去問は入手できても、
当然解説は無く、正答しかわかりません。
過去問は、解くのではなく、誤答は「どこが間違いだから誤答なのか」も徹底的に調べて、テキストとして使うことが大切です。
そこで、勉強会の仲間で分担して、過去問テキストを完成させ、それを共有する勉強をしていました。
自分が割り振られたところをきちんと調べていかないと、みんなに迷惑がかかるので、専門書などで調べました(インターネット上にもあまり情報がない。)
その過程で、技術職員という仕事に対するモチベーションが上がっていったこと、
皆で刺激しながら、やることで、モチベーションを維持できる
という環境に身をおくことができました。
この勉強会のおかげで、一カ月半くらいしか勉強していないのに、
- 栃木県地方上級(林業)合格
- 国家公務員試験第二種(現、一般職)(林学)二次試験合格 林野庁面接辞退(先に県に合格したため)
という結果を残すことができました。
また、この5年後に、長野県庁に入り直すときも、専門試験はこのときのものを使って勉強しました。
5年たっても十分通用しました。
学生でなければ、なかなか難しいかもしれませんが、「勉強仲間をつくる」というのは、大変効果があります。
私は予備校などには一切通っていませんでしたが、もしかしたら同じような効果もあるのかもしれません。
公務員試験勉強の環境づくり2「家で勉強しない」
これは、栃木県庁で働きながら、長野県庁を受けなおした時に工夫していたことです。
学生の頃よりも、社会に出て働くようになると、
「家は休息場所」という意識が少し強くなる気がします。
(子どもが生まれると、若干変わる部分もありますが・・・)
外で、気をはっていて、家で緩む感じです。
どうしても、家で、勉強を頑張るのは、モチベーションが上がらず、
また、TVなどの誘惑も盛りだくさんです。
社会人になってからは、
「家では勉強しない」
勉強するのは、「通勤電車内」又は「図書館」
という方針としていました。
図書館
図書館は、静かで、適度に人の目がある緊張感もあり、
勉強以外にすることもないので、おのずと勉強に意識がいきます。
勉強に飽きたら、興味のある本を覗くこともでき、気分転換ができます。
(といっても「ブラック・ジャック」ばっかり読んでいましたが・・・)
そして、カフェと違いお金がかかりません。
ただし、結婚もしていたので、休日の全てを図書館に捧げることはできませんでしたので、メインの勉強時間は電車の中でした。
電車など公共交通機関
電車の中は、図書館と同じく人の目も適度にあり、やることもないので、
勉強モードに入りやすい空間です。
私は通勤電車がメインの勉強時間でしたので、片道30分×往復に、かなり集中していました。
私は、当時、栃木県の東武日光線という、超ローカルな電車で通勤していたので、ガラガラでしたが・・・あまりに満員電車だと勉強が難しい場合もあるかもしれません。
また、仕事で本当に疲れていると、帰りに頭が働かないときもありました。
本当のメイン勉強時間は、頭がさえている朝の通勤30分だったかもしれません。
公務員試験勉強の環境づくり3「合格した後の世界観をイメージ」
望月俊孝氏の「宝地図」は有名ですが、
自分のやりたいこと(特に叶った後の世界)を画像や言葉で、脳に何度もイメージする様々な手法があります。
試験や勉強だけに向き合うと、どうしても、つらくなってくるので、
宝地図などを活用し、
合格して、どういう状態(気持ち)になっているのか、
どういう風に働いているのか、具体的なイメージをもつようにしていました。
モチベーションの維持はもちろん、「自分が何でこれをやっているのか。」とう原点に戻ることができます。
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公務員試験勉強の環境づくり4「社会人の教養として楽しむ」
これは、学生のときはわからなかったことですが、
社会人になると、一般知識のような学校の勉強のようなことをする機会が少なくなります。
普段使っている脳の違う部分が刺激されたり、
新しい知識を知る喜びを改めて感じる瞬間もあります。
逆に言えば、実際の公務員の仕事と、公務員試験の勉強内容がほとんどリンクしていないというちょっと悲しい事実でもあるのですが、
基本的な「学ぶ欲求」「物知りになりたい」というのは、誰でもあるのではないかと思います。
勉強にやる気がでてこないときは、大人の教養的視点で見て見ると、特に時事問題や社会科学などは興味深く見えてくることもあります。
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(「時事問題」のお勧め「速攻の時事」、さらっと読むだけで十分だと思います。結構おもしろいです。)
まとめ
特に時間の限られている人は、「勉強法」と「環境づくり」が公務員試験合格のカギを握ります。
(勉強法についての参考記事)
「勉強法」と「環境づくり」を工夫していくことで、労力も時間も限られている社会人でも十分に勝負できると思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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