【転職希望者必見】社会人から公務員へ転職するシンプルな方法vol.10

転職を考えている人の画像 公務員試験対策
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こんにちは、元公務員ttyです。

栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました。

いまは、ほかにやりたいことがあり、民間企業を経て独立起業しております。

(⇒ttyのプロフィールを見る)

最近は、新卒だけではなく、民間企業で働いて、公務員へ転職される方も多くなっています。

私が栃木県庁に入庁したときも、そのあと長野県庁へ入り直したときも、少なく見積もっても3分の1~半分くらいは、社会人経験者だったように思えます。

今回は、社会人から公務員への転職される方向けに情報提供できればと想い記事にしてみました。

【転職希望者必見】社会人から公務員へ転職するシンプルな方法

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新卒でも第二新卒でも平等!それが公務員試験です

公務員は、試験に合格すればだれでもなれます。

獣医師など一部の職種では、国家資格などが受験の要件になっていますが、

一般の行政職、一般的技術職(土木、農業、林業など)では、年齢制限があるだけで、だれでも受験することができます。

「大卒程度」とか書いてあっても、実際に大学を卒業していることは要件ではありません。あくまで試験の区分です。

年齢区分は29歳までとしている自治体などが多かったですが、最近は35歳までにしているところが増えてきています。

また、「社会人採用」という試験区分を設けている自治体なども増えてきており、年齢制限そのものが無い場合もあります。

一次試験の申込み用紙には、職業などを書く欄は無いことが多く、少なくとも一次試験の段階では、あくまで試験の成績のみで判定していることがわかります。

民間企業では、第二新卒の採用も増えてきているものの、「新卒をまとめて採用」という日本独特の文化はまだなくなっておらず、新卒と第二新卒は平等に扱われることは少ないと思われますが

公務員試験の場合は、新卒でも第二新卒でもまったく平等です。

と、いうか公共組織という性質上、平等にせざるを得ない面もあります。

私は、栃木県職員を辞めて、長野県職員になりました。

よく「組織内で融通してもらって入ったの?」とか「転勤の一環?」と言われることもありますが、

地方自治体同士は全く違う組織なので、普通に試験を受けて、合格する必要があります。

同じようなパターンで、国家公務員から地方公務員へ転職する方もいます。

公務員からの転職でも特に優遇されるわけではなく、もちろん、試験に受からないこともあります。

特に一次試験では、経歴や職業は一切記入しないので、純粋にテストの結果ということになります。

POINT☆ 新卒でも第二新卒でも試験については、全く平等に行われる。

社会人からの転職はモチベーションと学習環境の維持がカギ

学生と違い、社会人は忙しいです。

平日に仕事でくたくたになっているのに、公務員試験対策をするのは容易ではないです。

私も平日は、仕事でくたくたで、残業して家に帰ってくるととても勉強する気になんてなれませんでした。

結婚もしていたので、休日も長時間学習にあてることもできませんでした。

勉強時間にしたら、相当少なかったと思います。

しかし、唯一、コツコツとやっていたのは、当時電車通勤だったので、朝30分電車の中で集中的に勉強することでした。

時間が区切られており、電車の中ではすることがないので(当時はスマホもなかった。)、集中できます。

朝だからまだ頭も元気です。

通学途中の高校生の多い電車でしたが、高校生に交じって勉強しているような感じでした・・・・。

私は、故郷である長野県に戻りたかったので、長野県に戻って仕事をしている自分をイメージし、朝だけ集中して淡々と勉強していました。

社会人になると、テキストで学習するなど、いわゆる学校的な勉強をじっくりする時間がないこともあり、以外と懐かしい感じがして、しかも短時間なので、いつもと違うことをしていること自体がちょっとおもしろいという面もありました。

公務員になることではなく、定期的に、いつもその先の自分の生活イメージするようにしていました。

そして、根性は使わずに、無理のない、学習環境を構築する。

学生とは違う環境で勉強しなければならない社会人には、自分を整えることが大切だと思います。

一次試験に合格してしまえば、社会人として経験を積んだことは、面接や志望動機などにも必ず活きてきます。

学生では、絶対にかなわない領域です。

自分のおかれている環境をうまく活用し、まったく違う戦略で勝ち取るのも、ある意味では醍醐味ではないでしょうか。

POINT☆ 合格した先の生活のイメージを固め、無理のない学習環境を整える

社会人経験は考慮されるの?

ちなみに、社会人経験は初任給に考慮されます。

私のように公務員から転職した場合は勤務実績が100%引き継がれます。

民間企業の場合も考慮されますが、1/2程度であることが多く、100%ではない場合が多いです。

新卒の初任給よりは多くなりますが、民間企業から転職された多くの方は、入庁直後に関しては、給料が大きく下がり、がっかりしていました。

しかし、第二新卒で入った方は年齢の面からも、昇給が早い傾向があり、少し遅れるものの、すぐに新卒で入った同い年の人に追いつくきますので、心配ないと思います。

POINT☆ 社会人経験は初任給にも考慮される。

これから公務員を目指す方、転職をお考えの方、なったばっかりの方などに、少しでも参考になればうれしいです。

今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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