日本の公務員の数は本当に多いのか?ということを考えてみた vol 108

人口の画像 公務員の仕事
スポンサーリンク

こんにちは、ttyです。

栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。

詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。

(⇒ttyのプロフィールを見る)

FAQページを開設しました。

(⇒「公務員のリアル」FAQを見る)

※随時更新してます!

公務員の数が多すぎるとか、削減すべきだとかよく聞くね。

 
tty
tty

う~ん。

そうは言っても、現役のときは、忙しくない職場にいたことがないなあ・・・

本当に公務員は多いのかな?

・・・といった疑問がわいてきました。

ざっくりと調べてみて解説したいと思います。

世界からみれば、日本の公務員は超少ない

「公務員の人員削減が必要だ。」

「公務員はこんなに必要ない。」

といった声をきくことがあります。

「半分でいいと思う!」

・・・とか、何故か数字まで主張される方までいます。

本当に日本の公務員は多いのでしょうか?

ざっくり調べただけでもわかったのは、「日本は公務員の少ない国」だということでした。

人口千人あたりに対する公務員の割合は37か国中、最下位に近い、10%~20%くらいのようです(調査方法により若干の違いがあるようです。)

ざっくり言えば、30%前後、3人に1人くらいが公務員というのが世界標準のようです。

公務員数だけでいえば、「小さな政府」をすでに実現していると言えます。

正直言えば、私が県庁職員であった13年間、人が多すぎて仕事が楽だという職場にいたことがありません。

いつも、「人が足りない」という話ばかりでした・・・

何故、「公務員が多い」という結論になるのか?

興味深いのは、公務員が多いと言えば、何の疑いもなく、「そうだ、そうだ!」という方向になりがちだということです。

冷静にみてみると、「公務員が多い、無駄だ」という、発信者は、政治家や民間企業のトップなどの方がほとんどです。

政治家は、公務員を叩けば、安全に票になることを知っているので、これを言いたくなります。

経済界のトップの方は、政府が小さくなればなるほど、仕事が増えて利益があります。

それらの方の強い発言に扇動される方の多くは、もともと現在の待遇や生活に不満をもっており、不満の矛先を探しています。

もともと人間は、自分のフィルターを通してしか物事を判断することができません。

みんな、それぞれの立場でポジショントークをしているだけ・・・・

客観的なデータが無視されて、「日本の公務員が多く、無駄遣いしている。削減すべきだ。」

ということが正当化される背景には、このような理由があるようです。

政府は無駄遣いが多いのか?本当だろうか?

「行政は無駄遣いをする」ということもよく耳にします。

もちろん、そのとおりであることもあれば、そうでないこともあります。

しかし、行政の支出で一番多いのは「社会保障費」です。

社会保障は無駄遣いではないですね。

ケースワーカーなどの人手も足りていないそうです。

財政が硬直化して、融通がきかなくなっているのも、現職の時によく感じていましたが、

もともと、成果がすぐに見えなかったり、採算がとれないから公的機関が担っている仕事もあるという事実もあります。

2019年の台風19号災害があった際に、知人から義援金の寄付先について相談されたことがありました。

私は、民間の事業体はよくわからなかったので、地域を限定して支援したいなら、県よりも市町村へ直接義援金の方がいいと伝えましたが、

ほとんどの方に行政に渡しても、本当に困っている人に渡るかわからないと言われました。

「本当に困っている人」の定義はよくわかりませんが、自分が助けたい人、使ってほしい用途に使われないと困るという意味だと解釈しました。

おそらく、「自分がやってほしいこと」にお金が使われていない場合、「無駄遣いをしている」と感じる人が多いのではないかと思いました。

まとめ

あまり単純化するのもどうかと思いますが、ざっくりいうと

  • 公務員が多いといっている権力者は、多いということに利点がある。
  • 日頃のうっ憤をぶつけるためにそれを支持する人がいる。
  • 行政は無駄使いをするという人は、「自分が使ってほしいこと」以外は無駄と感じるから、無駄だと言う。

という、ほとんど、感情論のように解釈できます。

行政の改革云々ではなく、世の中のストレスなどが方が気になってきます・・・・

今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

(ttyおすすめ書籍)

公務委試験受かる勉強法落ちる勉強法(「合格の道)研究会 洋泉社)」

私は2回とも独学で合格しましたが、基本的にこのテキストの勉強法をベースにしています。

毎年出版されていますが、極端にかわっていないので、昨年度版を中古でゲットするのもありだと思います。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

※日本ブログ村のブログランキングに参加しています。
よろしければバナーをクリックして頂けると励みになります・

にほんブログ村 転職キャリアブログへ

⇒お問い合わせフォームはこちらです。

※できる範囲ですが、試験対策や仕事内容、働き方などの無料相談も受け付けております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました