こんにちは、元公務員ttyです。
就職先の条件として、「給料」と並び、重視される「休暇」。
今回は、公務員の休暇について・・・
「どれくらいあるの?」、「そもそもとれるの?」、「とりやすいの?」などについて書きたいと思います。
公務員の休暇は?どれくらいあるの?とりやすいの?
基本はカレンダーどおり
地方公務員(県職員、市町村職員)も国家公務員もほぼ同じです。
基本は、土日祝日が休みです(医療関係など除く)。
年末年始は、12月29日から翌年1月3日までが休みです。
俗にいう「お盆休み」はありません。カレンダーどおりです。
但し、「夏期休暇」として、5日~6日の休暇が与えられます。
日数は自治体などによって若干異なるようです。
栃木県庁は6日でしたが、長野県庁に入ったら5日でした。
夏期休暇は7月から9月の間に取得することになっており、お盆中などに取得する人も多いですが、庁舎自体は休みではないので、誰もいなくなるわけにいかないため、交代で取得することになります。
県外出身者などは、帰省のため、お盆に長く夏期休暇をとる傾向があり、その場合は事情を考慮して、職場でも比較的優先され、休暇を取得できると思います。
私は、長野県出身ですので、栃木県庁に勤務しているときは、県外出身者でした。
そのため、比較的お盆に休みがとりやすかったです。
公務員の有給はどうなのか?
有給の日数
「年次休暇」という名称の有給があります。
年間20日間付与され、翌年1年間だけ20日間繰越できます。
よって、最大40日間の有給を取得することができます。
それでも年間10日間もとれればいい方なので、何年か働いているとだいたい、年の初めには40日間の有給をもっていることが一般的です。
有給は取りやすいの?とりにくいの?
民間企業でも言えると思いますが
有給の取得のしやすさは、どれくらい忙しい部署にいるか、またはどういうメンバー(上司)かによります。
出先機関(地域振興局などの地方機関)などにいる場合は、比較的仕事の負担が少ないので、取得するのはそれほど大変ではないですが、
本庁などにいる場合は、そもそも自分の仕事が多すぎて中々終わらなかったり、ストレスが溜まっている人が多いので、休みを取りにくい雰囲気です。
また、その仕事の担当が「自分一人」みたいなこともあるので、問い合わせなどが頻繁にある仕事などでも、長期休みがとりにくい場合もあります。
私は、がんばっても年間の有給取得日数は10日いくかいかないかでしたので、毎年10日程度は、有給が自然消滅していました。
(日本人の平均の有給取得は5日間らしいので、それは超えるようにしていました。)
何の仕事でもそうですが、長期的なスケジュールからみた仕事のやりくりと、職場でのコミュニケーションが有給の取得には必須です。
まとめ
土日祝日は必ず休みになるので、子どもの行事などには合わせやすいというメリットはあります。
また、実際に全てを取得するのは難しい面もありますが、有給の付与日数自体はかなり多い部類ではないでしょうか。
私は、民間の中小企業でも働いたことがありますが、有給は少なかったですし、入社してすぐに有給がありませんでした。
公務員であれば、入庁してもすぐに20日間付与されるので、安心ですね。
比較的忙しくない部署に配属され、仕事のペースがつかめれば、有給も計画的に取得できるので、休暇については、なかなかいい待遇だと思います。
これから公務員を目指す方、転職をお考えの方、なったばっかりの方などに、少しでも参考になればうれしいです。
今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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