公務員試験って結局どれくらい勉強すれば受かるの???(勉強時間編)~元公務員がこっそり教える公務員のリアルvol.41~

時計の画像 公務員試験対策
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こんにちは、元公務員ttyです。

栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業の技術職員)として働いていました。

いまは、ほかにやりたいことがあり、民間企業を経て独立起業しております。

(⇒ttyのプロフィールを見る)

今回は、

「公務員試験の勉強時間」について、書いてみました。

公務員試験って結局どれくらい勉強すれば受かるの???(勉強時間編)

必要な勉強時間は人それぞれ・・・

24時間営業のイラスト画像

たまに「公務員試験に受かるのは1,000時間勉強が必要だ。」とか「いや1,500時間だ。」という情報を見かけることがあります。

情報の出どころはよくわかりませんが、必要な「勉強時間」は、おそらく人によって異なるはずです。

しかし、一方で公務員試験で、「やるべきこと」はある程度セオリーがあると思います。

ざっくりと言えば、以下のとおりだと思います。

(私が考える公務員試験のセオリー)

 

  • 知能問題(数的推理、判断推理)は、徹底的に取得し、取れるようにする(とくに数的推理)。
  • 知識問題は、得意又は取りやすい数科目に絞る。
  • 専門試験は、過去問をテキストにし、正答だけでなく、誤りの回答も「何故、誤りなのかを明確にできるようにしておく。

(参考記事)

【公務員試験の対策~公務員試験勉強法を超シンプルに解説~】vol.9
こんにちは、元公務員ttyです。(⇒ttyのプロフィールを見る)公務員試験って、「範囲が広そう・・・」「何からやっていいんだ・・・?」とか、にかく難しいイメージがあるのかもしれません。私のはじめて勉強したときはそうでした。し...

必要なやることは決まっているけれども、それに「何時間かけるか」は、取得までに要する時間が人により大きく違います

知識問題のレベル的には大学入試センター試験より簡単なので、センター試験での得意科目は簡単に得点源になります。

大学入試センター試験の経験者かそうでないかによっても、変わると思います。

私の場合は、「生物」とか「世界史」とかが学生の頃得意だったので、ちょっと勉強するだけで、得点源になりました。

数学や英語が得意な人もたやすく得点源になります。

このように、その人のバックグラウンドによって、かなり左右されるので、一概に〇〇時間必要という風に割り出せることの方が不思議です。

1,000時間とか1,500時間も必要ない・・・

勉強している人の画像

個人差はあると思いますが、

公務員試験に1,000時間以上の勉強が必要だとは、個人的には思いません。

私の場合、以下のような勉強時間でした。

学生のときに栃木県庁を受けて合格したとき

(国家Ⅱ種も一次試験は受かって、面接前に辞退)

5(時間/日)×60(日)=300(時間)

※そもそも、1か月半くらいしか勉強していないので、多く見積もっても、実際には、60日もなかった気がします・・・・

栃木県庁で働きながら長野県庁を受けて合格したとき

1(時間/日)×365(日)=365(時間)

※電車通勤30分×往復が基本。実際には、毎日でなかったので、365日より少ないと思います・・・・

栃木県庁を受けた時、長野県庁を受けた時、いずれも、1,000時間どころか、500時間にも達していないと思います。

それでも、受かりました。

一年以上予備校に通っても受からない人もいます。

決して自慢をしたいわけではなく、言いたいことは

時間が大切ではありません。

忙しい社会人であっても、

必要なこと、不必要なことを見極めて、集中してとりくめば、公務員試験の合格は十分可能だと思っています。

私が学生の頃、4年生の2月頃、公務員試験の話をゼミの教授にしたところ、「もう(勉強しても)遅いよ。」と吐き捨てられるように言われました。

それでも、私は現役合格しました。

その教授は、かなり驚いていました。

「ざまーみやがれ!」(・・・とは言いませんでしたが。)

大学の教授は、公務員試験を受けたことがありませんし、受かったこともありません。

見聞きした他人の情報と自分のイメージで話しているにすぎません。

実際にやったことのない人の雑音など、無視して、やりたければ、やりたいだけチャレンジしましょう。

勉強してなくても受かるときと受かるし、

勉強していても受からないときは受からない。

公務員試験合格ということに、必要以上にステータスを感じている人もたまに見受けられますが

案外、試験とはそんなものです。

そして、試験勉強したことは、残念ながら、実際の仕事力には、ほとんど関係がありません。

「首席合格しました。」とか「〇位合格しました。」というのは、その瞬間のその人の自信にはなるかもしれませんが、その後の仕事や昇進などには全く関係がありません。

飛距離160mのホームランでも飛距離90mのホームランでも、野球の試合での価値に違いはありません。

これから公務員を目指す方、転職などを考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

今回も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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「高畑敦子の数的推理の大革命!」

通称「ワニ本」と呼ばれ、公務員試験では広く定評のあるテキストです。

これを見ると、知能問題といいつつも、パターンを覚えるだけで、対応できることがよくわかります。

数的推理はこのテキストをマスターすれば十分です。

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