公務員のインターンシップって参加した方がいいの?公務員試験で有利になるの?という話 vol85

インターンシップの画像 公務員試験対策
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こんにちは、ttyです。

栃木県庁と長野県庁で計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。

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「インターンシップ」という言葉はずいぶん前から就活生の中では定着してきたように思えます。

公務員でもインターンシップを実施している場合が多いです。

今回は、
「公務員のインターンシップは行った方がいいのか?」
「インターンシップで公務員試験で有利になるのか?」

といったことを、お伝えしたいと思います。

インターンシップは絶対に行くべき

結論から言えば、

将来自分が入りたい自治体や行政機関の実施しているインターンシップは、絶対に行った方がいいです。

理由は、採用面接時の志望動機に説得力がつき、厚みが増すためです。

二次試験以降の面接で最も大切なのは、
志望動機などの受け答えを
「自分の言葉で」
「自分の実際の体験も踏まえてより具体的に」
伝えること
です。

緊張していても丁寧に伝えようとしていることは伝わるので、
ちょっとした言葉の言い回しは気にする必要はありません。

ホームページや政策などを読み込んんで、二次的な情報から、きれいな言葉を述べることは誰でもできますが、
どうしても、似たり寄ったりになり、薄っぺらい印象になります。

しかし、自分が実際に行政や行政の人に関わった経験、そのとき感じたこと、そういった生生しい、自分だけの志望動機などは、最も強い印象を与えます。

私が新卒の頃はインターンシップを実施してる県がまだそれほど多くなく、参加したことはなかったのですが、

所属している大学の研究室で県から依頼を受けている野生鳥獣の調査研究の仕事(アルバイト)をたくさんやっていました。
その中で、県の仕事に携わり、県の職員の方と交流がかなりあったため、これらの実体験体験も踏まえ、志望動機を具体的に話すことができました。

このように、インターンシップ以外でも、行政の仕事に接することはもちろんできますが、インターンシップは「職業体験」であり、貴重な機会の一つと言えます。

(合わせて読みたい参考記事)

公務員試験の面接で「絶対に言ってはいけないこと」とは??~経験談からオススメの面接対策4つを紹介~ vol.62
こんにちは、ttyです。栃木県庁で5年、長野県庁で8年、計13年間を県職員(林業(林学)の技術職員)として働いていました元公務員です。詳細はプロフィールページなどをご覧いただけるとうれしいです。(⇒ttyのプロフィールを見る)...

公務員のインターンシップはいつ頃実施されるのか

各自治体などによりますが、概ね5~6月に申込み、8月~9月頃に実施されることが多いです。

ちょうど夏休みの頃にあたるように配慮されているので、ありがたいですね。

なお、国家公務員の場合は、エントリーの段階で選考を受けることになります。
受け入れ人数は少なめなので、少しハードルが高いかもしれません。

大学を通して申し込むことを条件にしていることもあるので、就職支援の窓口などにも相談すると良いと思います。

公務員インターンシップの実際

インターンシップはどんなことをするのか?

前述したとおり、私自身は、学生の時に参加する側になったことはないのですが、長野県庁にいるときに、「受け入れる方」の仕事をしたことは何度かありまので、長野県庁の場合を書いてみたいと思います。

2週間程度の期間で行わることが多く、その間通うことになるので、住居や実家の近くの出先機関又は本庁などで行われることになります。

本庁で1回、出先機関で3回、インターン生への対応をしましたが、
その4例は、県外の大学生などで、参加者の実家近くの場所でインターンシップが行われていました。

2週間あまりの中で、実際に仕事をしてもらうというよりは、現場調査や工事監督などに一緒にいったりといった見学的な内容が多いです。

「仕事体験」というには少し物足りないかもしれませんが、
担当係ごとに一日だけどか、時間が限られるので、どうしても、やれることも限られてしまうのが実情です。

インターンシップでやった方がいいこと

その時に対応してくれた職員が採用に直接かかわることは殆どないので、試験を意識しすぎずに、率直な質問をした方がいいと思います。

送別会的な飲み会もおそらくやってくれるので、仲良くなれば、裏話も聞けるかもしれません。

信頼できそうな人に個人的に連絡先を聞いておくのもいいと思います。

お礼などはどうする?

基本的に、後日のお礼状の送付のみでOKだと思います。

どうしても何か贈りたいという気持ちがあるならば、最終日などにお菓子などを贈ってもいいと思いますが、実際には見たことはありません。

「ワイロになる!」みたいなよくわからない情報もあるようですが、お菓子程度なら普通に受けとってもらえますので大丈夫です。

まとめ

インターンシップは、参加したことで試験に有利になるというよりは、

面接で「実体験」を踏まえた志望動機などを語るのにとても良い機会です。

また、自分がこれから働く姿を想像する、不安なことを職員に質問できるという意味でも貴重な機会です。

日程的に可能であれば、公務員のインターンシップはぜひともオススメです。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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